【原因不明の腰痛と股関節痛の正体】5年間悩み続けた痛みは「慢性前立腺炎」だった
整形外科や接骨院に通っても治らなかった腰痛。
その原因が、なんと泌尿器科でようやく判明したという体験談をお伝えします。
この記事では、
- 腰痛の原因がわからず長年悩んだ体験
- 泌尿器科でわかった意外な診断
- 慢性前立腺炎の症状と治療法
について、実体験をもとに詳しくご紹介します。
原因不明の腰痛に5年間悩まされ続けた
最初に腰の痛みを感じたのは5年前。
仰向けで寝た後や、長時間座っていると鈍く重い痛みが出て、立ったり歩いたりする分には問題なし。
ごくありふれた腰痛かと思い、整形外科を受診しました。
しかし、レントゲンもMRIも「異常なし」。
痛み止めと湿布だけ処方されて様子見という日々が続きました。
接骨院や整体にも通い、電気治療や高額な施術コースを申し込んだりもしましたが、改善せず。
一時的に良くなるものの、根本的な解決には至りませんでした。

思わぬ形で辿り着いた「泌尿器科」という選択肢
そんなある日、排尿の違和感が気になり、泌尿器科を受診。
その際、ふと思い出して「腰がずっと痛いんですが、関係ありますか?」と相談してみたのです。
すると医師は「それ、慢性前立腺炎の可能性がありますね」と即答。
尿検査、問診、触診を経て、まさかの診断が下りました。
慢性前立腺炎とは?
慢性前立腺炎とは、前立腺に慢性的な炎症が起き、次のような症状が出る病気です:
- 腰や骨盤、会陰部の痛み・違和感
- 排尿時の不快感・残尿感
- 性機能の低下、倦怠感
特に男性の場合、腰痛の原因が前立腺にあるケースも少なくありません。
一見すると整形外科領域に見えるため、見逃されやすい病気です。
治療を開始してからの経過
医師からは以下のような治療を受けました:
- 植物製剤の処方
- 漢方薬による体質改善
- 生活習慣(冷え・ストレス・長時間座位)の見直し
処方されたのはセルニルトン錠という日本で唯一保険適用となっている植物製剤でした。
飲み始めて数日で感じたのは、朝起きたときの股関節の痛みが軽減しているということです。
ひどい時は夜中に目が覚めてしまうほどの股関節痛だったのですが、その痛みが和らいだのは嬉しかったです。
【まとめ】腰痛の原因がわからないときは泌尿器科も検討しよう
私のように、「腰痛=整形外科」と決めつけてしまうと、根本的な原因を見逃してしまうことがあります。
特に男性で「原因不明の腰痛・股関節痛」や「下腹部の違和感」がある方は、泌尿器科の受診を強くおすすめします。
私の体験が、同じように悩んでいる方のヒントになれば幸いです。
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長時間座る方には、前立腺・尾てい骨への圧力を和らげるクッションも効果的です。
体への負担軽減グッズを活用し、日常からケアしていきましょう。