有機ELテレビの新サイズ、SONYブラビア48v型[KJ-48A9S]のレビュー記事です
この記事の注目ポイント
- 画質は液晶と比べて変わるのか?
- 音質の良し悪し。パネルへの影響
- 価格はどこまで落ちる?
- お客さんの反応まとめ
画質は液晶と比べると変わるのか?どちらがキレイ?
液晶の評判も上々なブラビアですが、有機ELのモデル[KJ-48A9S]の画質的な実力は液晶フラッグシップモデル[X9500Hシリーズ]と比較すると如何なものなのでしょうか?
結論から言うと圧倒的に有機EL[KJ-48A9S]の方が色に深みがあり、きめ細やかな映像であると感じました。
有機ELの特性上、液晶のような白っぽい画面にはなりません。(バックライト式ではなく自発光の為)
さらに‥‥
- コントラスト
- 黒の深み
- 輝度むらの少なさ
- 視野角の広さ
- 応答速度の速さ
上記の項目に関しても有機ELの方が液晶よりも優れています
液晶の優位な点は輝度の高さ。明るさくらいなので、総合的には有機EL[KJ-48A9S]の方がキレイと言っていいのではないでしょうか?
音質の良し悪し 画面振動の影響は?
BRAVIA KJ-48A9S は画面そのものから音が出る「アコースティック サーフェス オーディオ」を搭載しています。
実際に画面を触ってみると、想像していたより画面が激しく振動しているのが分かります
聞き取りやすさや迫力に関しては文句のつけようもないほどのクリアな音質で、一般の家庭であればシアターシステムを使用しなくても十分な音質だと感じました。
ただ、そのパネルを振動させる「アコースティック サーフェス オーディオ」の性能故に、「すぐに壊れてしまうのでは?」「歪んでしまうのでは?」等とパネルへの悪影響を心配する声もありました
そういった疑問は有機ELパネルの薄さを見ると至極まっとうなものにも思えますが、このシステムを搭載した技術者たちがその程度の問題を考えていない訳はないと思うので、個人的にはパネルへの影響は無いだろうと考えています。
価格はどこまで落ちる?買い時は?
発売後20万円台前半を推移しているKJ-48A9Sですが、大手価格比較サイトの口コミでは19万円台での購入報告も上がってきています
個人的にも価格対応で19万円台の対抗が来ることは珍しくないので、年内中には20万円を割った価格で店頭表示されるのではないでしょうか?
買い時としては1年後の夏がベストですが、待てない場合は年末年始のセールや電子マネー系のキャンペーンを利用して17万円前後で買うことができれば理想的かと思います。欲を言えば長期保証もつけておきたいところですね
お客さんの反応まとめ
ポジティブコメント
- 液晶よりもはっきり見える
- 人の顔色が自然
- 動きにブレがない
- めちゃくちゃ音がいい!
- 以前のBRAVIAより操作の反応が良い
ネガティブコメント
- なんか暗くない?
- 画面の位置が低い
- パネルが震えてて壊れそう
- ちょっと高いなぁ
お客さんの反応としては画質と音質、機能面の反応は概ね好評でネガティブな反応は[KJ-48A9S]へのコメントというよりは有機ELテレビ全体への不満のようなものが多かったです
やはり今まで液晶テレビを見ていた人からすると、有機ELの映像は暗く感じてしまうようです
値段に関してはこれからの値下がりに期待ですね!