11月9日にシャープの8K対応液晶テレビ
「BW1シリーズ」が発売されましたので
店頭実機レビューをしていこうと思います
どっちも大型だから展示も大変でした!
シャープ・AQUOS「BW1シリーズ」は色んな意味でヤバいです
2019年も終わりに近づいた11月に、液晶テレビの老舗メーカーであるシャープから新製品が発売されました。
事前に聞いた情報によると
- 8K映像対応
- 他社有機ELテレビの対抗モデルである
- 8K画像処理エンジン(Medalist Z1)による超高画質
8K対応・でもシャープで販売中の8Kチューナーは使えません
何を言っているかわからないと思いますが、つまり
「8K映像には対応している」
「でも8Kチューナーは内蔵していない」
「別売りの8Kチューナー↓にも対応していない」
これはあまりにも酷いです。ですが来年に新しく8Kチューナーを発売する予定とのことなので「どうしても8K放送を見たい!」という人はとりあえず来年を待ちましょう
消費電力500Wの超ハイパワー!プラズマテレビですか?
次の問題は消費電力です
こちらは驚きの510W
いくらLEDバックライトを「直下型LEDエリア駆動」にしているといっても高すぎます
消費電力が高いと言われて衰退した大型のプラズマテレビでさえ400Wクラス
ちなみに500Wというとスチーム式の加湿器や電子レンジと同じくらいです
「BW1シリーズ」地デジとBSの画質 店頭実機レビュー
ぶっちゃけチューナーが入っていなくても、アップコンバート機能で8K相当、4K相当に映像を変換して綺麗にすれば何の問題もありません!
高い消費電力も「この高画質の為なら納得だ!」と思わせれば良いのです
残念ながら、価格に見合うだけの画質とは思えません
AQUOS特有の白っぽい画面に、効果があるのかわからないアップコンバート機能
もはやどのランクのテレビと競合するのかも不明です
かつては「世界の亀山モデル」と銘打ってテレビ市場を席巻したAQUOSですが、その威光は地に落ちたといっても過言ではないのかもしれません