こんにちは、時短勤務3年目のフカヒレです
僕は正社員として働いているのですが、3年程前から「育児時短勤務」という形の勤務形態になっています
「イクメン」ブームで産後何週間か短期の育児休暇を取得する人は増えていると思いますが
僕のようにガッツリと年単位で長期間の時短勤務になっている男性は少数派

この記事では家庭の様々な事情で「時短勤務」という道を考えている人の参考になるような情報を書いていきます
時短勤務の気になるところ
- 育児時短になった理由は?
- 期間はどのくらいまで?
- 給料とボーナスはどのくらい減る?
- 周りからの評価は?
育児時短勤務に
なった理由は?
僕の妻は「自律神経失調症」で「パニック障害」も併発した
それが3年くらい前の冬のことで、10カ月になる赤ちゃんも我が家にはいました
当時の僕はフルタイムの正社員
朝8時から仕事が始まって帰るのはだいたい18時とか19時前後
体調が悪くなってしまった日は早く帰ったり、休みを貰ったりした
だけど「自律神経失調症」っていうのは結構強敵で「すぐに治る」というよりは「うまく付き合っていく」系の症状だった
色々悩んだ結果「退職」か「休職」をするしかないかという結論に至り、上司に相談
その時の上司は物凄い良い人で超優秀な、いわゆる「デキル人」でした
死にそうな顔で「やめるしかないんでしょうか?」と言った僕に
「子供まだ小さいし、育児時短勤務にしちゃえばいいんじゃない?」
と言って、すぐさま申請書を用意。その日のうちに翌月からの育児時短勤務が決まる
上司とホワイトな会社に圧倒的感謝しかなかったです

そんなわけで「育児時短勤務」のおかげで15時には家に帰ることが出来るようになりました
妻の病気についても結果的には「退職」して給料がなくなるよりも「時短」で減るくらいの方が心理的負担も少ないようなので、時短はベストな選択肢でした
いつまで時短勤務なのか?
僕の会社の育児時短勤務は、かなり長期間の猶予があります
子供が小学校に上がるくらいまでは大丈夫です
期間については会社によってバラつきがありそうですが、最近では女性の社会進出が注目されているので育児については寛容な会社が増えている印象です
僕の場合は育児というよりは病気に対しての解決策として時短勤務を使っているので、経過次第といったところ
給料とボーナス
どのくらい減ったか
育児時短勤務をあっさりと許可してくれる「ホワイトな会社」なのですが
その分給料は控えめです。フルタイムの時から同じ時期に就職した友人と比較するとかなり少なめでした
その少なめな給料が時短になったことで「約3割減」になります

ボーナスもだいたい同じ比率で減ります。でも貰えるだけ感謝
周囲の反応
出世はできる?
時短勤務を考えている男性が一番心配なのは「周囲の反応」
女性が時短になるのは、まぁ普通
男性が時短になるのは激レアケース。「異端の存在」です
普段の行いも重要ですが「イクメン」や「主夫」のイメージが浸透してきているので意外と好意的な人が多かったです
ですが「男のクセに時短?」「もう帰るんですか?」とかいう人もいるでしょう

まだまだ「男性の育児時短勤務」というのは社会でも珍しい存在だと自覚しました
「出世」に関しては時短のままだと「出来ない」です
そもそも時短なのに出世して忙しくなっても困る気がします
まとめ
数週間の育児休暇を取得するのも男性にとっては抵抗があると思います
ですが僕と同じように「やむをえない事情」や「子供に寄り添いたい」という気持ちがあれば
「育児時短勤務」や「育児休暇」を取得する価値というのは確実にあります
妻や子供と過ごす時間が普通の人よりも多いというのはとても幸せなことです
時短勤務にするか迷っているのであれば、思い切って相談してみましょう
