先日Googleが検索ブラウザ「クローム」の個人データ管理を強化すると発表しました。
これにより「クッキー」を使用したユーザーのネット閲覧履歴の外部提供を2022年までに停止していく予定です。
クッキー提供停止
Amazon・楽天
アフィリエイトへの影響
クッキーが停止されると真っ先に影響を受けるのがアフィリエイト広告の企業やアフィリエイター達です。
ブログやアフィリエイトサイトからのアクセスにも影響が考えられるので、アフィリエイターたちの収入にも逆風になる可能性があります。
個人的に気になるのはAmazonアソシエイトや楽天アフィリエイト等の「クッキー」を利用した成功報酬が無効になってしまうのかどうか?というところです
Google(グーグル)はネットの閲覧履歴「Cookie(クッキー)」の外部提供を2022年までにやめます。ターゲティング広告の精度が下がり、行動が監視されていると思う場面は減りそうです。
▶Google、ネット利用者の閲覧データ提供取りやめhttps://t.co/7Sf3PsqkiJ pic.twitter.com/to1iVKChlu
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) January 15, 2020

ブロガー達の反応
Twitterまとめ
めちゃくちゃ重要な事案。
アドセンスもアフィリエイトも超逆風です💥ITPのように、1st Party Cookie付与の仕組み/対策は各社で色々やるんだろうけど、限界があるし。https://t.co/XGzl4qhlRt
— ふま@ブログ9ヶ月目 (@Fuma_investment) January 15, 2020
これね
「3rd Party Cookieの寿命が近づいてきている一方でGoogle のお家芸である検索と動画(youtube)における広告ビジネスは 1st Party Cookieとして実行されるため、実はほとんど影響を受けないはず」
Chromeの3rd Party Cookieサポートが段階的に廃止へ。その影響〜 https://t.co/9uAAA1mall
— sem_master (@semlabo) January 16, 2020
GoogleのChromeも🍎同様にCookieによる顧客の閲覧履歴を残さなくなる方針のようだ。
2004年頃の個人情報保護に始まり、今度は匿名とはいえ趣味志向が分かるデータも制限される。
ネット企業は、今後の対策に追われそう。
— 社内警備猫@社内SE (@hero_tomo) January 16, 2020
もうクッキー規制の流れはgoogleがどうとかじゃなくて、全体の流れだから止められないないんだな。
代替技術も結局個人情報という点で引っ掛かるだろうし、アフィリエイトは即時購入以外は無理になるだろうな。https://t.co/iChGBoKB3G— あいうえ@五流アフィリエイター (@aiue_welldom) January 16, 2020

クッキーに代わる技術
「ログリー」の特許
ログリー(6579)という企業ではクッキーを使用せずにユーザーの属性を推定する技術で特許を持っています。
今後Googleクロームのクッキー停止により、プライバシーを保護しつつ個人の趣向に合ったデジタル広告を表示するという、ある意味矛盾した手法が求められていきそうです。
6579 マザ ログリー 52.64億
GoogleのChromeでCookieの利用を2年以内に規制するという報道から、Cookieを用いずにユーザー属性を推定する特許を取得しているここが買われています。 pic.twitter.com/xFAdYAQ1gN— あせろらのS高備忘録 (@limitup_tomato) January 16, 2020