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「最速レビュー」VIERA「GX855シリーズ」家電量販店店員が評価&他社比較します

こんにちは、フカヒレです

先日パナソニックのVIERA
「GX855シリーズ」が入荷したのでさっそく展示をしてきました

今回は大人気の3モデルを比較していきたいと思います

「GX855」対「X9500G」対「Z730X」

いよいよ各社のフラッグシップ級モデルが揃いました

実際、リビングルームのTV買い替えの場合8割方この3つのモデルから選ばれています

この記事では「GX855シリーズ」の評価&ライバルモデルとの比較をしていこうと思います

 

GX855と他社モデル画質比較

パナソニック「GX855シリーズ」の画質は東芝「Z730Xシリーズ」に近い濃いめの画質です。

画質設定で調整はできるものの、明るい画質で黒つぶれがほとんどないソニー「X9500Gシリーズ」と比較すると、一目で分かる程の違いがあります。

髪の毛スーツ等の衣類ドラマの夜のシーンを見比べると非常に分かりやすいと思いますので、店頭で視聴する際に注目してみてください
人によっては、「黒つぶれしてしまっている」と感じる場合もあります。
「黒つぶれ」を簡単解説
映像の一部分が真っ黒になってしまう
暗い部分の諧調が失われること
画質が濃い目の「GX855とZ730X」は鮮やかに見えるから「綺麗な映像」と感じやすいです。
ちなみにソニー「X9500Gシリーズ」も画質調整することで濃いめのコントラストに変更することが出来ます!

 

4Kアップコンバート性能

ダブル4Kチューナー内蔵の「GX855シリーズ」ですが一般的に視聴するコンテンツとして圧倒的に多いのは

「地デジ」つまり地上波デジタル放送です
次いで「DVD/BD]」「YouTube」「Netflix 」「U-NEXT」等のネット動画系のコンテンツです。
ネット動画の一部は4K解像度に対応していますが大部分のコンテンツは、フルハイビジョンやハイビジョンの解像度で視聴することになります。
上記の4K非対応のコンテンツを視聴する際に重要になってくるのが「4Kアップコンバート」機能です。
「4Kアップコンバート機能」を簡単解説
地デジ放送やDVD,BD(ブルーレイ)等の映像を4K相当の高精細な映像に作り変える機能です
さっそく展示をした「GX855シリーズ」のアップコンバート性能を確認しました!
店頭のVIERA「TH-55GX855」で地デジ・DVD・BDの視聴をしたところ、低解像度の映像特有の輪郭や文字のフチ部分に通常見られるノイズがかなり低減されています

 

4Kアプコンの性能だとSONYの「X9500Gシリーズ」が評価が高いですが、PanasonicGX855シリーズ」の補正力も負けず劣らず、といったところ

 

両モデル互角の戦いで高水準な結果でした!

よくある質問「GX850」との違いと4Kダブル録画について

新型が出た際には必ず聞かれる質問ですが以前の記事で「GX850とGX855」の違いをまとめてあるので参照してください。

次に「GX855」「Z730X」「X9500G」に共通して多い質問です。

「4Kダブルチューナー内蔵だから4K放送のダブル録画ができるの?」

これは、どのモデルも4Kダブル録画は非対応です!

残念ながら裏録のみになります。次のモデルに期待ですね

「GX855シリーズ」のLEDバックライト方式は直下型?エッジ式?

最後に「GX855」のLEDのバックライト方式についてです
「X9500G」「Z730X」直下型LEDの方式でした!
全部がそうというわけではありませんが、4K液晶テレビの「フラッグシップ機」「最上位モデル」直下型LED方式を採用することがほとんどです
直下型LED方式簡単解説
「明るさのムラが少ない」「コントラスト比が上がるので白と黒のメリハリが出る」等画質に関しては「直下型LED方式」の方が「エッジ式」よりも利点が多いとされています。
そして肝心の「GX855シリーズ」はメーカー的にはバックライト方式が非公開
色々調べましたが「直下型です」とか「エッジ式です」という明確な表記はありませんでした
最近は「エッジ式」でも映像面で必ず劣るわけではないので、実際に見て違和感がなければ気にしなくてもいいかもしれないです。
個人的な予想
「GX855シリーズ」のバックライト方式はおそらく「エッジ式」
なのではないかと思います。
理由としては消費電力の低さと、「直下型」であれば公表するだろうということ
エッジ式のバックライト方式の強力な利点は液晶の「輝度ムラ問題」がほとんどないということです
「輝度ムラ問題」に関しては別記事にてまとめています

「GX855シリーズ」比較まとめ

人気だった旧モデル「GX850」の後継機種だけあって
高水準の画質と機能でした。
災害に強いスタンドを採用するなど、他社にはない利点もありますので
Panasonicの安定感を出しつつ、個性もある「優等生液晶テレビ」という印象でした
2020年は「GX855」「X9500G」「Z730X」の三つ巴の戦いになるのは間違いなさそうです!
以上、「GX855シリーズ」評価、比較お読みいただき有難うございました

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